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公開日:2022/12/02

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【イベントレポート】<共催:株式会社わかば経営会計>コンサル事例勉強会 〜会計士だからこそできる中小企業へのコンサルティングとは〜

イベント概要

こんにちは。CPASSメンバーの梶原です。

2022年11月10日(木)に「<共催:株式会社わかば経営会計>コンサル事例勉強会

〜会計士だからこそできる中小企業へのコンサルティングとは〜」を開催しました。

将来のキャリアとして、独立して活動したい会計士の方は多いと思います。また独立した際の業務として、監査や税務の他に、高単価になりやすいコンサル業務を伸ばしていきたいという方も多いと思います。

一方で、独立後のクライアントは、監査法人のように上場企業ばかりではなく、中小企業が多くなることが一般的です。中小企業はアドバイスだけのコンサルティングではなく、伴走支援するコンサルティングを求められることが多く決して簡単ではありません。

そこで今回、「中小企業の未来を創造する」を経営理念に掲げ、中小企業に対して企業再生をはじめ、企業の成長フェーズに合わせて、成長支援、事業承継、M&A、IPOといったコンサルティングを提供するわかば経営会計様に、中小企業へのコンサルティング事例の勉強会を実施いただけることになりました。

【INDEX】

①ご登壇者プロフィール

②セミナーの内容紹介及び交流会

③最後に

①ご登壇者プロフィール

株式会社わかば経営会計

公認会計士
勝田 賢次 様

②セミナーの内容紹介及び交流会

事前のイベント告知の通り、公認会計士だからこそできる中小企業へのコンサルティング業務についてお話しいただきました。

わかば経営会計様は企業再生コンサルティングに強いということもあり、セミナーでは主に以下についてお話しいただきました。

  • 公認会計士が得意とするコンサルティング

  • 再生コンサルティングの内容及び事例

ー公認会計士が得意とするコンサルティングー

「コンサルティング業務とは?」と問われた際に、皆さんは何と答えるでしょうか?

コンサルティング業務を要約すると、「専門的な知見を活かして、課題の解決策を提言・実行支援を行うこと」とのことです。

しかし、コンサルティング業務と言っても様々な業務が存在します。

戦略コンサルティング、会計コンサルティング、財務コンサルティング、人事コンサルティングなどなど。

このように多様に存在するコンサルティング業務ですが、公認会計士が得意とするコンサルティングは、「会計コンサルティング」「財務コンサルティング」「再生コンサルティング」とのことです。

わかば経営会計様では、中小企業に対しこれら3つのコンサルティング業務をメインに実施されています。

これら3つのコンサルティング業務の中でも、「再生コンサルティング」には馴染みがない方も多いと思います。

そこで、再生コンサルティングについて掘り下げてお話しいただきました。

ー再生コンサルティングの内容及び事例ー

そもそも企業再生とは、「さまざまな手法をもって、事業的かつ財政的に通常の継続企業ないし継続事業に蘇らせること」とのことです。

継続企業というのは、公認会計士では馴染み深いゴーイング・コンサーン(GC)のことですが、企業再生の対象となる会社はこのGCが成立していない会社となります。

企業再生は、主に以下のようなプロセスで進行していきます。

再生コンサルティングは、デューデリジェンス(DD)、再生スキームの立案、事業再生計画立案・遂行、金融機関との交渉などと様々に及びます。

この中でも、今回は主な再生スキームの種類や実際の事例などについてお話しいただきました。

再生スキームにも様々な方法があることや、それらの選択にはDDが重要であることがわかりました。特に、再生コンサルティングにおけるDDの目的として、「再生可能性の判断」、「再生施策の材料収集」が重要となるため、財務的な観点だけでなく、事業や組織を観ることが必要である点は、会計+αの知見が求められるのだと感じました。

ー交流会ー

セミナー終了後は、参加者とご登壇者の勝田様のほか、代表の大磯様や若手コンサルタントの方も参加しました(もちろん我々CPASSメンバーも参加いたしました!)。

「監査法人から転職に当たってどのような準備をしたのか」

「コンサルティング業務をやることの醍醐味はなにか」など

オフラインでの開催だからこそ、ざっくばらんに交流できる場となりました。

③最後に

今回のセミナーは、独立して活動している私にとっても非常に勉強になりました。

再生コンサルティングは、金融機関とのコミュニケーションも重要になることから、その観点でのお話しは大変参考になりました。

コンサルティング業務は、監査とは違った仕事の進め方やコミュニケーションが必要となります。

成果物も明確に異なり、監査法人のみの経験ではなかなか自信を持てない方も多いと思います。

しかし、監査法人で積み上げた経験は必ず活きてきますので、コンサルティング業務に興味がある方は臆せずチャレンジしてみることをオススメします。

特に、今回ご登壇いただいたわかば経営会計様はワーク・ライフ・バランスも重視されており、フレックス制やリモートワークも積極的に活用されています。

参加者からは、「コンサルファームは激務で、働いている人は疲弊しているイメージがあった。わかば経営会計の皆さんは活き活きとされていて、働く環境として魅力的に感じた。」というお声もいただいております。

再生コンサルティングをはじめ、中小企業の支援に興味をお持ちの方は、ぜひわかば経営会計様とお話しいただければと思います。

CPASSでは、『一人ひとりの公認会計士が人生の可能性を広げ、より豊かなキャリアと人生を歩むことを生涯にわたって支えていくコミュニティー』を皆様と一緒に創ることを目指して、イベントの企画をはじめとした日々の活動を行っております。

CPASSでは、このようなイベントを随時開催しているので、興味関心を持たれた方はぜひ次回のイベントに参加してみてください。


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この記事を書いた人

「人と繋がり、可能性を広げる場」CPASSを運営するスタッフ達です。CPASSメンバーは、20~40代まで幅広い年齢層の公認会計士達を中心に、キャリア支援のプロフェッショナルなど様々なバックグランドを持つメンバー達で構成されています。「絶対に会計人達の役に立つ情報発信する」、「CPASSにしか出せない価値を提供する」をミッションとして集まった熱いメンバー達です。CPASS独自の視点からの見解を是非、楽しんでください。

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