公開日:2022/10/24
【世界一周会計士】世界で活躍する会計士へインタビューVol.4 未知だったカンボジアへ駐在! ~カンボジアと日本の経済を繋ぐプロフェッショナルに密着取材!~
世界会計士の記事
こんにちは!世界一周会計士の山田智博です。
会計士資格を携えて世界一周をするからには、“グローバルで活躍されている会計士の情報をぜひ日本に届けたい”、“海外で活躍している会計士の様々なロールモデルを皆さんにお伝えしたい”そんな思いから、『世界で活躍する会計士へインタビュー』というコラムの連載をCPASSさんの力をお借りしながら、月1~2本ほどの頻度で寄稿していきます。
第4弾は、KPMGカンボジアのジャパンデスクの在原 伸さん(以下、在原さん)です!
在原さんは、2007年にKPMGあずさ監査法人入社後、2020年9月よりKPMGカンボジアへ赴任されています。カンボジアではJBAC(カンボジア日本商工会)の税制委員を務めるなどして、カンボジア政府と制度に関する意見交換なども実施しております。
今回は、未知で分からないことだらけだった『カンボジア』を敢えて駐在先として選んだ在原さんに“なぜ、カンボジアを選んだのか”や“カンボジアでの日本人会計士の役割などについて深堀してきました!
1.プロフィール
在原 伸 (Shin Arihara)
KPMG Cambodia / Manager
2007年:早稲田大学商学部卒業
2007年:KPMGあずさ監査法人 入社
2020年:KPMG Cambodia 赴任
早稲田大学商学部卒業。
2007年にあずさ監査法人東京事務所に入所後、2020年8月まで主に製造業、サービス業、小売業、IT産業に関する会計監査に従事。
2020年9月にKPMGカンボジアに赴任し、カンボジアで操業中および投資を検討中の日系企業向けの会計監査・税務・アドバイザリーサービス全般に関するコーディネート業務を担当。2020年度よりJBAC税制委員を務める。
2.インタビュー本編
――在原さんが公認会計士(以下、会計士)を目指したきっかけを教えてください。
大学生の時に自分がサラリーマンや営業マンとして働いていくイメージが全く湧かなかったため、士業の資格を取ろうと思ったことがきっかけです。
商学部に所属していた関係で、会計士がどのようなことを仕事にしているのかを知っていたことや、早稲田大学には会計士を目指す人が多かったこともあり、私も会計士を目指すことを決意しました。
――在学中に会計士の資格を目指している方の多くは、“とりあえず資格を取っておこう”という考えですよね。僕も似た類です(笑)。
さて、KPMGあずさ監査法人入社後に駐在の機会を得て、たくさんある駐在先の中から『カンボジア』を選んだ理由を教えてください。
アメリカやイギリスなどの色々と整った先進国へ行ったとしても、個人的には面白みがないと感じていたので、発展途上国に行きたいと考えていました。
というのも、次に何が飛び出してくるか分からないという環境に身を置いて、カオスな経験をしてみたいという好奇心がありました。だからこそ、駐在の募集があった際には発展途上国をメインで応募しました。
結果、カンボジアの選考に通ることができ、ご縁があってこの国を選びました。
――駐在前にカンボジアへ抱いていたイメージを教えてください。
実際にカンボジアへ来る前のイメージは、道が赤土で家は2~3階建ての平屋が続いていて、高層ビルやマンションなんて無い、でした(笑)。
そういった環境であっても、駐在員の経験としては面白いと思っていました。
しかし、実際に来てみたら首都プノンペン周りは発展していて、赤土や2~3階建ての平屋が続いているなんてことはなく、高層ビルや高層マンション、コンドミニアムも乱立しており、来る前のイメージとは良い意味でギャップがありました。
インフラがある程度整っていて、ものすごく困るということはないですが、道路が舗装されておらず、ぼこぼこしているなど足りていない点ももちろんあったりはします。
(プノンペン 中心部)
(KPMGが入居しているGIA TOWER)
――確かに、私たちも世界一周の中で第一関門がカンボジアだと思っていました(笑)。しかし、実際に来てみたら意外にも快適で驚いています。
それでも、噂に聞く限りですと、銃社会であることやスリがあるというのはやはり怖いですよね。
スリは確かにあります。私もトゥクトゥク乗車中にバイクに携帯を取られたことがあります。。。トゥクトゥク乗る時は気を付けてくださいね(笑)。
銃に関しては、戦争時に銃を保有していた人たちが未だに持っている関係で、多少所持者がいる程度です。とはいえ、発砲事件がたまにあったりもして、家から歩いて数百メートルの所で発砲事件があったと聞いた時には流石に震えました(笑)。
――それはとんでもないですね。トゥクトゥクに乗っている時、外の背景撮ったりしていたのですが、もうやめます(笑)。
ところで、そんなカンボジアへ駐在に行くと家族に伝えた時に、反対はありませんでしたか。
家族もカンボジアに対するイメージが全く無かったので、近年まで戦争や内戦が絶えなかったカンボジアの各地には、未だ生活圏内に地雷が埋まっているものと勘違いしていました。
「地雷じゃないの?カンボジア」
と家内に聞かれたことが印象的で今でも覚えています(笑)。
私もカンボジアへ行ったことがなかったので、確信を持って「そんなことはない」と言えませんでしたが、駐在の候補先になるような場所に地雷は無いはずだと信じていました。
行ったことがない人からしたらカンボジアは未知で分からないことだらけだし、戦争と内戦のイメージが強いので、地雷を恐れる人が多いのかもしれませんね。
――私もポルポト政権の虐殺の歴史(※)がそんなに遠くない過去だったこともあり、怖いイメージを少なからず持ってしまっていました。
しかし、そんな負の歴史を乗り越えて、急スピードで発展を遂げているのがカンボジアです。家族には、「カンボジアへ行くからよろしくね。」と伝えて、駐在の家族承認を強行突破しました(笑)。
※ カンボジアで急進的に共産主義を推し進めたカンプチア共産党中央委員会書記長のポル・ポト率いるクメール・ルージュが引き起こした組織的迫害かつ虐殺である。1975年から1979年の間に150万から200万人が犠牲となり、これはカンボジアの1975年当時の人口(約780万人)の約4分の1に相当する(引用元:Wikipedia)
――強行突破(笑)。流石です。
現在はご家族も移住されているのでしょうか
はい、家族と共にカンボジアで生活しています。
コロナの関係で私が先にカンボジアへ行き、1年後に合流したのですが、そこから更に1年が経過した今は、家族もカンボジア生活をエンジョイしている様です。
来てみさえすれば訪れた方が実際に感じるのは、“素敵な国”なのだと私は思っています。
――整っていない部分があるものの、住めば都ではないですが、楽しく過ごせているというのは素敵ですね。
話は変わりますが、カンボジアの経済状況について在原さんの感じるところを教えてください。
コロナによって今は経済成長率が落ち着いてしまっていますが、コロナ前は経済成長率が7~8%ほどで、活気にも溢れていました。人口も凄い勢いで増えていて、市場も今後伸びていくと言われています。不動産も開発ラッシュが続き、経済的には非常に面白い状況なのではないでしょうか。
私自身も国の経済が伸びていく様子を現地で目にできているのが貴重な経験だと感じています。
――私もデータを見て驚きました。人口が大量虐殺(ポルポト政権)後の40年間で670万人から1,672万人に増えていて爆発的な増加だなと。
そして、“人口が増えて外資系企業もどんどん進出して、経済が発展していくところをサポートする”。これってまさしく会計事務所の使命だと感じました!
カンボジアで外資系企業の誘致が上手くいっている理由を教えてください。
発展途上国のメリットは、自分たちの発展に繋げるために先進国が設計した既存の制度の良いとこ取りができる点だと考えています。
実際に、カンボジアは2019年からIFRSと同等のカンボジア国際財務報告基準を法定基準として適用し、通貨も現地通貨のリエルと、基軸通貨の米ドルの双方を使えるようにして、企業間取引では基本ドルが使われています。海外からカンボジアへの外資系企業の参入障壁を低くしているんです。
税制に関しても、法人税が20%、相続税はなく、キャピタルゲイン税は未適用で、外資系企業がカンボジアへ進出したくなる要素まで揃っています。
外資系企業の進出を積極的に誘致することで、経済効果だけでなく、カンボジア人の就職先を創出することにも繋がるため、どんどん受け入れて発展していこうという方針です。そんな政策が功を奏してかプノンペン周りにはたくさんの外資系企業が拠点を構え、街も発展していっているのだと思います。
――高いビルやイオンモールを見かけて、外資系企業が進出している様を私も肌で実感しました。また、親日でもありますよね。
アジアの資本がある国は実際にどんどん参入していて、一説にはプノンペンだけで日本人が3,000人(カンボジア全土で5,000人)ほど在住していると言われています。
おっしゃる通り、非常に親日国です。日本がカンボジアに対して地雷撤去や上下水道の整備、経済社会開発などのODAを行っている歴史などが関係しているかもしれませんね。
(実際の日本がカンボジアに行っているODAの内容が気になる方は、こちらをご覧ください。日本によるカンボジアへのODA)
――知らなかった日本の一面まで知ることができました。
次に、KPMGカンボジアでの仕事内容を教えてください。
一般的に想像されるような、いわゆる監査チームの中に入って、自分がエンゲージメントマネージャーを務めて、監査調書を見るというような業務内容ではないです。
格好よく言えばトータルサービスですが、実質は何でもやっています(笑)。
一歩引いてクライアントとKPMGの仲介をする、いわゆるコーディネーター的な役割が求められていて、具体的には、カンボジア国内に関する税務や法務の相談があった際に、KPMGの内部専門家から回答を得て、クライアントに説明するといったような内容です。
――オフィスを訪問した際に様々な国籍の職員がいるなと思いました。在原さんは、皆さんと仲が良さそうで、すれ違う時に手を振ったり、挨拶したり、と関係性が強いことを見て感じ取れたのが印象的です。
地理柄、色んな国から職員が来て、ローカルチームに入っているので、彼らと協働しながらお客様の困りごとに対応していっているので、いつの間にか仲良くなっていました。
――ASEANでは、会計基準のスペシャリストではなくゼネラリストであることが求められるという内容をVol.1の蓑毛徹さんの際に伺っています。
タイの徹さんの話ですよね。実はカンボジアでも同じです。
会計基準の専門的な知識よりも、会社について幅広く様々なことを知っていて、守備範囲が広いことが求められます。監査や会計、税務等で登場する難しい用語などを噛み砕いて分かりやすく伝えるゼネラリストとしての能力が要求される印象です。
例えば、カンボジアでは、業績がコロナで悪化し、赤字が累積している企業に対して「ゴーイングコンサーンについて評価してください」と伝えても、「なんですかそれ!?」と言われてしまうケースがほとんどです。
この場合は、「ゴーイングコンサーンとは、1年以上にわたって継続して事業を運営していくだけの能力があるかどうかを指していて、これを評価するためには、御社の○○を判断して、△△のサポートを受けて、××を用意してください。□□も必要となるので親会社からもらってください。」というように細かく何をすべきかを提示して、理解してもらいます。
――なるほど。確かに一つ一つを噛み砕いて説明しているんですね。
カンボジアに駐在で来られている方々も、日本国内で工場長やセールスマネージャーだった方が、カンボジア現地法人の社長や支店長として赴任しています。
だからこそ、会計の知識が豊富ではないケースがほとんどなので、クライアントに理解してもらうために、分かりやすく説明する能力が必要になるんです。
――そのような経験をたくさん積むことができたら、会社に必要な会計人材としての総合力が成長しそうですね。
私自身は正にそこに面白みを感じています。実は、カンボジアには会計士資格を持っている人が私をあわせても2人(※2)しかおらず、人口に対する会計士の比率がかなり小さいです。
これは、カンボジアでは会計士資格を持っている人材の求められる機会と活躍するステージが、非常に多いことにも繋がっています。
国内では法定監査の要件が法律で決まっているため、会計知識を全く持ち合わせていない会社でも、監査が求められてしまうケースがあります。会計士人口が少ない故に、監査の流れを理解できている人も少ないため、お客様からは、公認会計士に監査のサポートをしてもらえるだけではなく、「日本人に対応してもらえて心強い」という意見をよく頂戴しています。
※2 インタビュー時点では2名でしたが、現在は3名となっております。
――確かに、カンボジア国内で希少な存在の会計士だからこそより活躍する舞台があるというのは納得できました。
日本との違いで苦労されたエピソードはありますか。
カンボジアでは『法律はあるけど、実例がない』というケースが非常に多く、その結果、税務サービスにおいて担当官によって発言内容が変わる事件が多々生じてしまいます。この際の税務担当官とのやり取りで気苦労することが多いかもしれませんね。
また、パブリックコメントを募集せずにいきなり法律が施行されることもあります。
大慌てで法改正への対応をするのですが、これも大変ではあるものの、刺激的で楽しくもあり、発展途上国ならではの経験を味わえているなと感じています。
――カンボジアあるある面白いですね(笑)。
カンボジアだからこそできる経験は他にありますか。
監査法人の一マネージャーではなく、KPMGカンボジアの日本人代表として日々の業務に取り掛かれることではないでしょうか。
施行後も不安定なカンボジアの税法を理解している日本人がKPMGにいないため、ローカルスタッフが税務当局と現地語で話した内容を英語で理解し、日本語で説明せざるを得ない状況です。
自分でコミットしていかなければいけない、というのが大変でもあり、自分しかいない故に自由に方針を決めて発言ができるというところに面白みを感じています。
また、KPMGカンボジアに日本人の駐在員を置くということは、KPMG内でも在カンボジア日系企業に対する売上割合がある程度大きいはずで、その結果、“日本人の意見を大事にしよう”という風潮が生まれ、自分の意見を尊重して取り入れてくれる環境になっていることに、非常にやりがいを感じています。
リスクがある場面では、プレッシャーに思うこともありますが、マネージャーではあるものの、日本人の代表として自分の考えた通りにやれているというのがカンボジアだからこそできている経験かもしれません。
――そのプレッシャーがあるからこそ、背水の陣ではないですが、その分集中して、且つ、インプットもたくさんできて吸収量が半端じゃなさそうです。
カンボジアの税金知識についても最初はまるで分からなかったので、全部勉強したり、人に聞いたりしていましたね。大変でした。
2年が経過し、今では論点に対して前提知識を基にリスクを考慮した上で最善の提案ができるようになったため、課題を解決できたり、有益なアドバイスができたりとより一層仕事への満足度が高まっています。
――在原さんのクリエイティブさを付加価値として出せていて、とても楽しそうです。
そうですね。あとは、お客様に日本語でカンボジアの税制とリスクを伝えることができれば、それこそが日本人駐在員のバリューだと考えているので、日々意識しています。
また、頼られ度合いも日本にいる時と桁が違うなと感じます。
日本では、お客様が会計の知識を持っていることが前提なので、ガッツリ頼られるのはトピックがあった時くらいですが、カンボジアでは“減損ってなんですか?”から始まりますからね(笑)。
――今後の在原さんの展望を教えてください。
駐在員生活は3年間と決まっているため、カンボジアに居られるのは残り1年となりました。
基準やルールがしっかり定まっていないことが多く、グレーで分かりにくい部分が多々あるのがこの国の特徴です。
そういった外資系企業にとって参入障壁になりうる点をできるだけ減らして、海外のお客様にとって投資しやすい国で、進出する際に何のつまりもなくしていきたいです。
カンボジアに進出したい企業は、決められた手順に沿って普通に会社設立の申請をして、普通に営業していれば何もケチつけられることなく、会社経営ができる。
この状況は日本や先進国にいれば当たり前かもしれませんが、発展途上国では必ずしも当たり前ではなかったりします。
ひいては、『カンボジア進出する外資系企業が増えて、カンボジアのローカルの方の仕事も増えて、国として豊かになっていく』サイクルを作ることに貢献できたらなと考えています。
――国が違ってもハブになって両国の経済を回すための貢献ができるというのは、会計士が経済界のプロフェッショナルな資格たる所以かなと感じました。本当に良い資格だなと。
おっしゃる通りですね。
日本では、資本市場の番人という表現がされがちですが、少なくとも会計税務の専門家が少ないカンボジアでは、番人というよりも担い手であることが求められると思います。
実際に私はJBAC(日本商工会)の委員会活動に参加したり、政府機関の関係当局トップとお話をする機会をいただいたりしています。政府との距離が近いため、日本の商工会議所の委員会の活動で、経済界のプロフェッショナルたる日本人の会計士の意見を取り入れるために呼んでもらっています。
カンボジアの経済を支える一員なのだという自覚を持って、制度に対して政府に意見することは、カンボジアならではの経験ですし、その立場にいるからには、この国の発展に寄与していきたいです。
――最後に、会計士受験生に向けて一言お願いいたします。
受験生時代は会計士試験合格がゴールに見えてしまうと思いますが、試験の合格は、実はスタートラインに立てただけで、その後に何をするか・したいかで人生が変わります。
海外に行きたいと考えているのならば、駐在に行った人の経験を聞いたり読んだりしてみて、海外への希望と期待を膨らませてみてください。
また、今勉強していることは海外に出た時に、ほんの些細な論点でも誰かの助けになるということを忘れずに自信を持って頑張ってください。カンボジアでの私が、正にそうです。
勉強したことが社会に出て必要になりますし、経験したことが誰かの助けになります。受験期間も含めて、全てが今後に繋がるんです。
試験に合格することがもちろん最重要ですが、その先を考えてみてはいかがでしょうか。きっと考えることで勉強のモチベーションにも繋がると思います。
3.最後に
皆さん、いかがだったでしょうか。
“カオスな環境に身を置いて、様々な経験をしたい”という思いから、ご自身も未知の国だったカンボジアを駐在先として選んだ在原さん。
そこには、戦争や内戦を乗り越えて現在進行形で明るく前を向きがむしゃらに頑張る人々の経済を支える一員として、政府ともやり取りしつつ、国と企業のサポートのために奮闘されている姿がありました。
日本では、一会計士といえども、カンボジアで見れば2人(※2)しかいない内の貴重な一人になり、カンボジアと日本の経済のハブとなって両国の経済発展に寄与している姿が、魅力的で格好良いなと感じると共に、会計士資格の凄さを改めて認識しました。
私にとっても未知なる国だったカンボジアは、来る前のイメージを大きく超えて発展していました。この発展は、外資系企業を誘致して、ローカルの人の仕事も増やし、国も豊かになっていくというサイクルの賜物なのだなと思うと共に、そこに日本国公認会計士も関与していることが誇らしくもあり、自分自身も会計士として貢献できる幅を増やしていかなければならないなと自己喚起できるきっかけとなりました。
ODAなどで日本と関係の深いカンボジアの経済発展を祈りつつ、第4弾を〆たいと思います。
それでは、第5弾もお楽しみに!ご清覧ありがとうございました。
(PS. 素敵なイタリアンのお店をご馳走いただきました♪とても美味しかったです!)
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この記事を書いた人
両者ともに、大学在学中に公認会計士論文式試験に合格後、KPMGあずさ監査法人グローバル事業部へ入社し、大手総合商社を主軸としてIFRS監査に従事。法人内の採用プロジェクトにも関与。
古作は、同法人にて5年間、監査業務に従事し、各種主査を経験。また、DX部署にて監査SaaSツール開発や次世代監査(ドローン監査等)の業務にも従事。
山田は、2年3ヶ月の同法人勤務後、2021年7月に独立。CPASSでのキャリア支援業務の他、フリーランスとして上場支援・キャピタリスト・リクルートコンサルなど複数社に従事。2022年7月には、会計コンサル会社を共同創業。
会計は世界共通のビジネス言語。この言葉を証明するため、グローバルで活躍する会計士の情報や、自身の会計の知見を活かした各国でのコラムを執筆して参ります。
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