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公開日:2023/01/13

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【イベントレポート】<ナレッジラボ×CPASS関西>会計士キャリアイベントin大阪 〜会計×〇〇 会計+αでキャリアの幅を広げよう〜

イベント概要

こんにちは。CPA大阪梅田校チューターの川上です。

これから先、会計士としてのキャリアの幅を広げ、自分の価値を高めるにはどうしたら良いのか。私を含め悩んでいる方は多いかと思います。

そんな悩める方にピッタリのCPASS主催のイベントが関西で開催されていたので参加してきました!

今回のイベントテーマは「会計+αでキャリアの幅を広げよう」

会計士・税理士としてそれぞれ各法人でご活躍された後、会計だけじゃない「+α」を武器に大阪で大活躍されている株式会社ナレッジラボの4人の方にお話を伺ってきました!

その後の交流会では、軽食をはさみながらゲストの方たちと貴重な交流を楽しみました。

今回のイベントレポートでは、そのイベントの様子の一部を皆さまに共有したいと思います。

INDEX

①株式会社ナレッジラボの紹介

②ご登壇者のプロフィール

③パネルディスカッション

④交流会

⑤最後に

①株式会社ナレッジラボの紹介

株式会社ナレッジラボは、2013年に事業再生コンサルティングから事業をスタート。現在は、自社開発の業績・予算管理クラウド「Manageboard」と経営管理コンサルティングで、日本中の成長企業や中小企業の成長を支えています。

そんなナレッジラボの実現したいことは「会計の民主化」
会計をテクノロジーの力でもっとシンプルで使いやすいものにできれば、会計が皆にもっと身近な存在になるのではないか。そんな思いを掲げて、業績・予算管理クラウド「Manageboard」を開発し、会計とテクノロジーであらゆる事業を見える化する仕組みを提供しています。

②ご登壇者のプロフィール

③パネルディスカッション

パネルディスカッションでは、ナレッジラボでご活躍中の税理士・公認会計士の4名の方に、以下の複数のテーマについて話していただきました。ここではその内容についてざっくりと紹介いたします。

Q 法人に在籍しているとき、どのような考えをもって働いていた?

皆さま、過去に監査法人や税理法人等で勤務されており、その当時どのようなことを意識して毎日働かれていたのでしょうか。

主に共通していたものとして、皆さま、人との出会い、つながりを大切にされながら働かれていたようです。

また、国見さんが「自分が本当にしたいことを常に考える。それが見つかるまでは今の仕事をやりきる」とおっしゃっていたことが特に印象的であり、会計士になって何がやりたいのか特に決まっていない自分にとって大変参考になりました。

(自らのキャリアをお話される国見さん)

その他にも、頼まれた仕事や遊びは断らない(松島さん)、クライアントの事業の理解に努める(大道さん)、といったお話もありました。

Q なぜナレッジラボに?

会計士のキャリアは幅広いですが、その中でもなぜ国見さんは起業を、他の3人の方はナレッジラボへの参画を決めたのか、お伺いしました。ここでは特に印象的だった門出さんのご意見を紹介させていただきます。

門出さんは、監査法人からの転職を考えているときに””チームでガッツポーズできる仕事””がしたいと思い、それがナレッジラボなら叶うと考えたそうです。また、「国見さんに惚れた」とも門出さんはおっしゃっており、それが決定打となり、ナレッジラボへの参画を決めたそうです。

ただ、元々は安定した企業への転職を考えていたそうで、奥さんからは従業員が当時10人規模だったナレッジラボへの転職を心配されたそうです(笑)。

””チームでガッツポーズできるか”” これからのキャリア選択の中の判断軸として、私もこの考えを大切にしようと思いました。

Q あなたの会計×○○は?

今回のメイン論点!

ナレッジラボの皆さまは会計と何を組み合わせることで、自らのキャリアの幅を広げて来たのでしょうか?また、会計と何を組み合わせて、武器としてご活躍されているのでしょうか?

国見さん「会計×テクノロジー」:国見さんは仕訳一本一本自体が多くの情報を持つことに着目し、テクノロジーを駆使することで、会計士や税理士がまるでデータサイエンティストのような価値を持つと話されていました。

門出さん「会計×チーミング」:チームの雰囲気やまとまりは、そのチームの出す成果の良し悪しに直結するため、チーム作りは極めて大切です。門出さんは、雰囲気の良いチーム作りに努めることが監査法人内の監査チームでも非常に重要だとおっしゃっていました。

大道さん「会計×事業」:大道さんは会計知識を持つだけでなく、事業そのものを理解し、また、クライアントの事業に対する意識まで考えて行動することを武器にご活躍しています。

松島さん「会計×興味」:松島さんは自らの興味というものを重視し、興味の持つ分野に対して会計の専門知識を武器にこれまで様々な分野でご活躍されています。たしかに、自分が興味を持つ、好きな分野なのかそうでないのかで、仕事に対する取り組み方というものは違ってくるなと感じました。

Q キャリアの描き方

最後に、これまで、そしてこれからのキャリアの描き方について皆さまにお聞きしました。

皆さまに概ね共通していた点としては、キャリアを描く上ではとにかく挑戦することが重要ということでした。

また、門出さんはこれからのキャリアでは会計士と名乗らずに仕事をしたいということをおっしゃっていました。会計士だから信頼されてるようではまだまだだと。私もいつの日か門出さん達が目指されるように、会計士の殻を破って活躍したいと感じました。

④交流会

交流会では軽食や軽くお酒を挟みながら各々が交流を楽しみました。

私は松島さん、門出さんとお話させていただきました。

松島さんには、人脈の広げ方や監査法人時代のお話やその後の転職活動のお話を詳しくお伺い出来ました。

門出さんは、現在経営に携わっている経験から、””どんな監査人が経営者から必要とされているか”” についてご教授いただきました。

個人的には、門出さんに甲子園に出場された際のお話をお伺いしたかったのですが、聞きそびれてしまいました(笑)。

また、別の参加者の方は、大道さんに対して””事業に関する理解””についてを深堀りしてお伺いしたそうです。その方によると、会計士はクライアントから事業に関する説明を受けたときに分かったふりをしがちだが、そうではなく、分からないことを分からないとしっかり伝え、クライアントの方からちゃんと説明を受けるほうが事業の理解にもつながる上に、クライアントの信頼も得られやすい、ということをお聞きしたそうで、その話を私にシェアしてくれました。

常日ごろから、ついつい知ったかぶりしてしまう私ですが、事業に精通した会計士になるためにも知ったかぶりはこれから封印しようと思います。

⑤最後に

今回のイベントでは、これから会計士としてのキャリアを積んでいく上で重要なことを、ご登壇者様の具体的なエピソードを絡めながら知ることができました。このイベントに出ていなければ一生聞くこともできなかったであろうお話も聞けたので、大満足のイベントでした。

CPASSでは、関西においてもこのようなイベントを随時開催していく予定なので興味のある方は是非ご参加ください!

この記事を書いた人

「人と繋がり、可能性を広げる場」CPASSを運営するスタッフ達です。CPASSメンバーは、20~40代まで幅広い年齢層の公認会計士達を中心に、キャリア支援のプロフェッショナルなど様々なバックグランドを持つメンバー達で構成されています。「絶対に会計人達の役に立つ情報発信する」、「CPASSにしか出せない価値を提供する」をミッションとして集まった熱いメンバー達です。CPASS独自の視点からの見解を是非、楽しんでください。

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