公開日:2023/01/25
大手監査方法人から、将来の独立を視野に会計系コンサルファーム の転職に成功
☆A氏の概要
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大学卒業の年に会計士試験に合格し、卒業後大手監査法人(大阪支社)に就職。
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シニアまで順調に昇格し、27歳で転職活動を開始。
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将来独立したいという思いもあり、税務の経験が積めて、かつIPO・M&Aなどの経験も積める税理士法人系コンサルティングファームに転職。
☆STORY
大学卒業の年に会計士試験に合格し、卒業後、大手監査法人(大阪支社)に入社。製造業をメインに一般企業向けの会計監査を中心に経験を積み、シニアのポジションまで順調に昇格。将来的には独立開業を夢見ていたため、税務業務に従事できる点はマストとしながらも、公認会計士としても強みを活かしたいということで、税理士法人とコンサルティング会社が併設されているタイプの会計系コンサルティングファームへの転職を視野に入れて転職活動を開始されました。
スタートアップ企業の支援に特化した会計ファームでも内定が出ましたが、中小企業~IPO準備企業~上場企業までクライアントの層が広く、サービスメニューも税務会計・IPO・M&Aとバランス良く業務に従事できるという当初のイメージに近い方の会計ファームからも内定を頂けたため、そちらを最終的な転職先として選ばれました。
入社してからは、IPO支援に軸足を置きながらも、税務会計、M&Aとバランス良く様々な実務経験を積むことに成功します。そして、コロナの影響で業績が悪化した企業の再生業務にも従事し、景気が良い時と悪い時の両方を経験することで、公認会計士・税理士としてどんな時でもクライアントのサポートができるという自信を持てるようになり、3年後の独立を目指しておられます。
入社当初は、監査法人時代とは違い、中小企業のクライアントの対応に戸惑うことや、税務の実務では吸収することだらけでかなりハードで体力的にも精神的にも追いつめられることもありましたが、独立という夢があったので挫折することなく、乗り切ることができ、今ではその経験があるからこそ、今の自分があると感謝の気持ちで過去を振り返っておられます。
☆POINT
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20代の頃から将来の独立開業を目標にして、どのようなキャリアを積むことが必要なのかをしっかりと考えていた。
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クライアントのステージや業種、サービスラインナップが幅広い総合型の会計系コンサルティングファームに転職した上で、税務+αのIPOや企業再生に軸足を置いて自分の得意分野をしっかりと構築。
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景気の良い時と悪い時の両方を経験したことや大小問わず様々な規模のクライアントを担当することで、経験の幅を拡げることができ独立開業のイメージを持てることが出来た。
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年収推移:監査法人退職時:700万円⇒会計系コンサルティングファーム転職時:600万円スタート⇒現在は750万円に