公開日:2023/01/11
大手監査法人から、やりがいとスキルアップを求めてIT系スタートアップ転職に成功
☆C氏の概要
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大学在学中に会計士試験に合格し、新卒で大手監査法人(大阪支社)に就職。
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シニアまで順調に昇格し、28歳で転職活動を開始。
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仕事へのやりがいとスキルアップを求め、スタートアップへの転職を考える
☆STORY
大学在学中に会計士試験に合格し、新卒で大手監査法人(大阪支社)に入社。商社やメーカー、金融機関など中堅規模の会計監査を中心に経験を積み、将来のキャリアについて特に考えることなくシニアのポジションまで順調に昇格。漠然と監査業務へのやりがいを感じられないようになっていた頃、スタートアップで働く会計士とお話しする機会があり、いきいきとされている姿に憧れスタートアップへの転職を決意。
転職する時期は明確に決めていなかったため、スタートアップ転職後に活用できる経験を積むことができるIPO部署やFASへの法人内異動を検討されていましたが、関西ではスタートアップの数が少ないこともあり、内定が出てすぐに転職することを選ばれました。
入社してからは、管理部門の責任者として経理をはじめとしたバックオフィス業務全般の実務を担当しながら、IPO準備やCFOの元で資金調達の実務サポートを経験されています。入社したスタートアップのカルチャーにマッチされており、ハードながらも充実してお仕事をされています。
スタートアップへ転職した当初は、バックオフィス実務の経験がなかったことから不安だったようですが、書籍やインターネット上の記事などを駆使してキャッチアップされたとのことです。スタートアップは、朝令暮改も日常茶飯事で変化が激しい環境であり、マネジメント層でもあったことからスピード感のある意思決定が必要な場面も多くあるそうです。マネジメント層として、社長をはじめ経営陣と共に意思決定に参画することは、監査法人では得られない貴重な経験を積めていると仰っています。しかし、そのような環境に身を置けたのも、監査法人で会計士としてビジネスマンとして実務経験をしっかり経験したからこそと振り返っておられます。
☆POINT
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キャリアについては漠然としか考えていなかったものの、スタートアップで働く会計士との出会いにより自らもスタートアップに転職を決意。
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スタートアップでは、バックオフィス実務を経験すると共に資金調達など専門的な領域に当事者として関与することができた。
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スタートアップはハードな環境ながらも、意思決定する機会が多く経営に関与するチャンスも存在している。